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骨盤臓器脱・尿トラブル防止のために若い女性が避けるべき3つのこと

湯船骨盤臓器脱
とっこ
とっこ

私が経験した骨盤臓器脱や尿トラブルが起こりやすいのは、一般的に出産経験のある中高年の女性です。骨盤臓器脱とは、多くは出産によって、時には重労働、肥満、便秘などの腹圧によって、骨盤底筋が緩んだり傷んだりして、骨盤内にある膀胱、子宮、直腸などが下垂したり、膣の方に向かって出てきてしまう病気です。骨盤底筋が緩んだり、骨盤臓器脱が起こると、尿もれや頻尿などの尿トラブルに女性は悩まされることになります。

 

確かに骨盤臓器脱や尿トラブルは中高年に起こりやすいですが、若い女性は関係ないのでしょうか?いいえ、そんなことは全くありません!今回は、若いからこそやってしまいがちな、骨盤底筋や骨盤内の臓器に悪影響をもたしたり、尿トラブルの原因になりうることについての話です。

きつい下着は厳禁!

私も20代の頃はそうだったのですが、スタイルを気にして、女性の中にはきついガードルやボディスーツ、補正下着などを身に付ける人も多いと思います。特に夏場は薄着になるので、ボディラインを良く見せるために、引き締め効果のある下着を利用する女性が増えるのではないでしょうか。

これらのきつい下着は、実は骨盤臓器脱の点からは女性に非常に悪いと主治医から聞きました!

きつい下着は臓器を下がりやすくする

前述のように、便秘や肥満や重労働が骨盤臓器脱の原因になることがあります。腹部が圧迫されて、その結果、骨盤内の子宮や膀胱が押されて下垂してしまうからです。

一方、きついガードル等で腹部を締め付けるのは、便秘や肥満などによって過度の腹圧をかけるのと同じ状況を生みます。つまり骨盤内の子宮や膀胱などが圧迫を受け、下垂してしまう恐れがあるのです。

きつい下着は血行を悪くする

ガードルや補正下着などで締め付けられると、膀胱周りの血行が悪くなります。膀胱近辺の血行が悪くなると、膀胱がしっかり尿をためられなくなったり、うまく機能しなくなるのだそうです。

つまり尿が十分たまっていないのにトイレに行きたくなったり、トイレに行っても残尿感があったり、そのせいでまたトイレに行きたくなるなど、頻尿になってしまいます。

このように、きつい下着の着用は、頻尿などの尿トラブルの原因となってしまうことがあるのです。

シャワーだけはダメ!

忙しい人、あるいは夏場は、湯船にはつからずシャワーだけで済ませる女性も多いと思います。しかし尿トラブル防止のためには、忙しくても、真夏であっても、湯船で体をしっかり温めることが大切です。温めることで膀胱が柔軟になり、尿をうまく貯めることができるようになるからです。

お風呂が熱すぎると長く湯船につかれないので、お湯は、ややぬるめにするのがおすすめです。ぬるめのお湯にゆっくりつかって、下半身をしっかり温めてあげることが、膀胱の機能を最善に保ち、尿トラブルを防止するのに効果的です。

体を冷やさない!

夏はオフィスなどの冷房で、体を冷やし過ぎてしまう女性が多いのではないでしょうか。また、冬場であってもファッション重視で寒くても足を出したりなど、ついつい体を冷やしがちになることはないでしょうか。

寒くなるとトイレに行きたくなることがありますよね。それは冷えると膀胱が収縮を開始してしまうからです。冷えは尿トラブルの敵です。

また足腰が冷えることで骨盤内の血行も悪くなり、膀胱周辺がむくみ、尿をしっかり貯められなくなります。そして頻尿が起こります。

そこで冷房が効いた職場などではひざ掛けをつかう、腹巻を使う(最近は可愛いいものが売られていますよね)などの工夫が必要になります。デスクワークが多ければ、時折適度に体を動かすなどしてはいかがでしょうか。暖かい飲み物を飲むのもいいですね。自分に合ったやり方で、体が冷えないように心がけてみてください!

とっこ
とっこ

骨盤底筋の衰えは、気づかぬうちに始まり、少しずつ進行していきます。私のように将来尿トラブルで困ることがないように、若いからといって油断せず、上記3つのことを注意してみてくださいね!

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