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終身医療保険は必要かと疑いつつ、癌や長期入院に備えて加入した私 

終身医療保険 老後の備え
終身医療保険
とっこ
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医療保険は必要かどうかという議論があります。私も必要ないかもと思うのですが、自分がおばあさんになった時に子供に迷惑をかけたくない……などと感じ、数年前に古いタイプの医療保険を解約して、終身医療保険に加入し直しました。私はお金の無駄遣いをしているのか、それとも正しく老後に備えているのか……?悩ましいところです。

終身医療保険は必要か?

終身医療保険とは

終身医療保険とは、入院や手術時に給付金が支払われるなどの保障が一生涯続く保険です。

昔の医療保険は、保障期間が「80歳まで」というのがスタンダードでした。また入院した場合、最初の4日間は給付金は支払われず、入院5日以降についてのみ支払われるのが普通でした。

しかし最近の医療保険は、保障が一生涯続く「終身医療保険」で、かつ入院1日目から給付金が支払われるのが当たり前になっています。平均寿命が延びていることと、一般的に入院期間が短くなっていることが理由のようです。

私は20代頃に親の勧めで入った古いタイプの医療保険をずっと持っていたのですが、保障が80歳までしかないことに不安を感じるようになりました。自分が長生きをして病気になってしまった場合、子供達に迷惑をかけたくないと思いました。そこで、それまでの医療保険を解約して、終身医療保険に入り直しました。

保険に入り直すデメリット

保険料は普通、加入した時の年齢によって決まります。古い解約した保険は入院一日につき7,000円の給付金が出るタイプでした。若い頃に入った保険ですので、保険料が安く、年払いで約38,000円の支払いで済みました。

どの終身医療保険がおすすめか、そもそも終身医療保険に入った方がよいか、3社の保険の無料相談を利用し、3人のFP(フィナンシャル・プランナー)さんに相談しました。私は保険を見直す際は、いつも保険の無料相談を利用しています。しかも偏ったアドバイスをもらうのがイヤなので、必ず複数のFPさんに相談し、勧められた商品に間違いがないことを確かめるようにしています。

3人のFPさんに相談した結果、一番良い商品と思われた、オリックス生命の「新CURE」終身医療保険に加入しました。入院一日につき5,000円の給付金が出るタイプを選びました。保険料を低く抑えるために、入院給付金を少なくする必要があったのです。さらに、おばあさんになっても一生保険料を払い続けられる自信が無かったので、前払いで60歳で払い済みにできるように設定しました。総額で約148万円の保険料を払うことになります。

仮に平均寿命の87歳まで生きるとして、古い医療保険を続けていたら、支払う保険料は約95万円で済んでいました。保険料が高くなり、入院給付金も減ったのに、終身医療保険に入る必要があったのかどうか、今でも分からないでいます。

終身医療保険が必要でない理由

終身医療保険は必要ないという考えがあります。私も、なるほど必要かどうか疑わしいと思います。不要だという理由には、次のようなことがあります。

高額療養費制度でカバーできる

高額療養費制度とは、高額な医療費が発生した場合、定められた自己負担額を超えた分は払わなくて良いという制度です。この高額療養費制度のお陰で、医療保険に加入していなくても、すでに私達はありがたい公的保険に加入していることになります。

給付金が出る条件が厳しい

医療保険には細かい条件があります。そして給付金が出るはずだと思っていたのに、いざという時に出ないでがっかりする場合もあります。

例えば入院が○○日以上の場合は給付金の対象外になるなどです。短期入院を繰り返した場合、同じ病気であったら1回の長期入院とみなされて、一定期間以上は給付金の対象外になるというのはよく聞く話です。

保険会社は利益を出さなければ成り立ちません。言い換えれば、医療保険はたいていの人が損をするようにできているのです。

高い保険料を払うより貯金で賄う方がよい

医療保険で損をすることが多いなら、保険料を無駄にする代わりに、病気になった時には貯金で賄えばよいという考え方もできます。高額療養費制度の恩恵を受ければ自己負担額を低く抑えることができるので、負担はそれほど大きくならないはずです。そうならば、病気になった時のリスクを高い保険料よりも貯金で対処するというのは、賢明な考え方のように感じます。

敢えて終身医療保険に入り直した理由

以上のように、医療保険に入る必要はないのかもしれません。必要かどうか、私はさんざん迷いました。お金の無駄遣いになるかもしれないけれど、それでも敢えて数年前に終身医療保険(オリックス生命・新CURE)に入り直したのは、次の理由からです。

がんに備える

終身医療保険に入り直すことで、がんになった際の特約をつけられることに私は注目しました。別途がん保険に加入するという方法もありますが、それだといっそう保険料が高くなってしまいます。保険料を低く抑えるために、がん特約をつけられる新しい医療保険に入る方法を選んだのです。

がんの保障とは、がんと診断された時、また、がんで通院をするときに給付金が支払われるというものです。がん給付金がもらえるなら、万一の時に少しは安心できるかなと思いました。

長期入院に備える

医療保険は必要ないと主張する人達でも、長期入院に対する備えは必要だと考える場合があるようです。入院が何年も続いた場合、高額療養費制度や貯金があっても、カバーしきれなくなる可能性があるからです。

私が選んだ医療保険(オリックス生命・新CURE)は、三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)の場合は、入院日数は無制限で給付金が支払われます。三大疾病だけなので実際役立つかどうかわかりませんが、ないよりはずっと安心かなあと思っています。

終身医療保険に入る時の注意

前納は損になる可能性あり

長生きしないと損になる

私は終身医療保険に入り直した時に、「60歳払い済み」を選びました。一生保険料を払い続ける自信がなかったことと、前払いをした方が保険料が割安になるからです。

しかし前払いをするということは、長生きをしなければ損をするということです。私の場合、80歳前に他界してしまうなら損になる計算です。自分は長生きするだろうと勝手に予想したわけですが、この判断が正しかったかどうかは、後になるまでわかりません。

将来良い保険商品に買い替えにくい

FPさんからは、保険料の前納は懸命ではないと言われました。なぜなら将来もっと良い保険商品が出た場合、解約して入り直すとすると前納した保険料が無駄になるので、買い替えがしにくくなるからです。

昔の医療保険が80歳までの保障だったのに、今は終身保障が当たり前になったように、将来大きく保険が変わる可能性があります。それに対応できるようにしたければ、前納は避けた方がよいです。

がん特約の内容に注意

医療保険にがん特約を付ける場合、その内容に注意が必要です。

一口に「がん」と言っても、「上皮内新生物」と「悪性新生物」という種類があります。上皮内新生物は、簡単に言うと「ステージ0期」のがんで、手術をすればほぼ確実に治るがんのことです。一方悪性新生物は、ステージがさらに進んでいるもので、他の臓器へ転移する可能性もある重いがんのことです。

がん特約は保険商品(保険会社)によって、上皮内新生物、悪性新生物の両方をカバーしているものと、悪性新生物しかカバーしていないものがあります。がん特約をつけるなら、もちろん上皮内新生物もカバーしているものがよいですよね。私が選んだオリックス生命・新CUREは、上皮内新生物もカバーしています。医療保険を選ぶ際に、注意しておくとよいと思います。

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結局終身医療保険は必要なのかどうか、自分の判断は正しかったのかどうか、未だに分かりません。安心感のためだけに、保険料を無駄遣いしているような気もしますが、安心を得られるならば、それはそれで良いことだと割り切って考えています。健康なままで医療保険のお世話にならないのが一番良いですが、そうすると保険料は無駄になりますので、悩ましいところです。

 

 

 

 

 

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