今月アメリカに家族で行ったのですが、現地ではほとんどクレジットカードで済んだので、持参した米ドルがたくさん残ってしまいました。そこで米ドルから日本円に両替し直すことにしました。外貨両替には手数料がかかってしまうのが厄介なところ。米ドルを買った時に利用したマネーバンクでは外貨を売ることもできるし、レートも良いので、再びマネーバンクを利用して、日本円に両替しました。「マネーバンクは信用できるの?」と心配なさる人のために、体験談を口コミします。
マネーバンクは信用できる?
グーグルで「マネーバンク」と検索をすると、「マネーバンク信用」と予測ワードが出てきます。
どうやら「マネーバンクは信用できるのかどうか」と心配し、検索している人もいるようです。
マネーバンク外貨両替は2010年から始まった、比較的新しいサービスです。そのためか、信用して大丈夫なのか、他サービスと比較してどうなのかと、心配になってしまうのかもしれません。外貨購入の際にしばしば起こる「入荷待ち」状況も、不安材料の1つかもしれません。
しかし今回のアメリカ旅行のために、日本円→米ドル、米ドル→日本円と、2度マネーバンクを実際に利用してみて、何のトラブルもなく、スムーズに、安全に、そしてお得に外貨両替をすることができました。「マネーバンクは信用できる!」と私は思います。
ドル売りのレート比較
マネーバンクでは良いレート(安い手数料)で外貨購入ができますが、外貨を売る時のレートも良いです。米ドルを例にとって他サービスと比較してみると次の通りです。
2018年8月22日米ドル売りレート(手数料込み)
マネーバンク | みずほ銀行 | GPA (成田) | 大黒屋 | マネーパートナーズ |
108.92 | 107.19 | 107.50 | 108.20 | 109.97 |
米ドル→円の両替なので、数字が大きい方がお得ということになります。
他サービスとレート(手数料込み)を比較すると、FX系のマネーパートナーズには劣るものの、銀行等に比べると、マネーバンクのレートの方が良い事がわかります。マネーパートナーズのレートは確かに魅力的ですが、FXの口座開設の手間が必要です。それを考えると、マネーバンクは手軽に利用できるのでおすすめです。
例えば1,000米ドルを日本円に両替した場合を想定してみましょう。外貨両替マネーバンクでは外貨を簡易書留又は一般書留で郵送し、日本円を銀行振込で受け取ります。書留郵便送料(392円~)と振込手数料(250円)の負担が必要ですので、それらも含めて考えてみます。
$1,000×108.92=¥108,920
¥108,920-(392+250)=¥108,278
$1,000×107.19=¥107,190
¥108,278-107,190=¥1,088
外貨の郵送料と日本円の振込手数料を差し引いても、外貨両替マネーバンクを利用する方がお得だということが分かります。外貨が少額の場合はたいした差になりませんが、結構な額の外貨を買い取ってほしい場合は、マネーバンクを利用するのが賢い選択だと思います。
マネーバンクでの米ドル売り体験口コミ
マネーバンクで実際に外貨を買い取ってもらった時のことを口コミしますね。マネーバンクは信用できることがわかると思います。
まずは公式サイトで申し込み
マネーバンクで外貨を売る時には、まずはサイト上で申し込みをします。外貨を買う際は7万円以上でなければなりませんが、売る際の金額に制限はありません。ただし硬貨は両替できません。
娘が以前オーストラリアに行った際のオーストラリアドルも残っていたので、オーストラリアドルの両替も合わせて申し込みました。マネーバンク外貨両替では、複数の通貨を一度に両替することができます。
「〇ドル紙幣が△枚」と紙幣の種類別に枚数を入力します。旧紙幣(普通に流通していない紙幣)は両替してもらえません。公式サイトには旧紙幣の画像があります。手持ちの外貨が旧紙幣ではないことを確認した上で、申し込みをします。
損傷の激しい紙幣はNG
マネーバンクの公式サイトによると、損傷の激しい紙幣は買取をしてくれないとのこと。破れていたり、汚れていたり、著しく傷んでいる紙幣などは、両替対象にならず、着払いにて返送されるか、マネーバンクから慈善団体に寄付をするかを、申込者が選ぶのだそうです。
今回、外貨を日本円に両替するにあたり、この「買取不可能な紙幣」というのが一番心配でした。手持ちの米ドル札とオーストラリアドル札の中には、結構「シワシワ」「ヨレヨレ」なものが何枚もあったからです。シワシワすぎて、ロサンゼルスの地下鉄運賃を払う機械では、受け付けてもらえないほどでした。
申込完了メール
公式サイトから外貨を売る申込をすると、すぐに「外貨買取お申込み確認」メールが自動送信されました。外貨発送期限(申し込み日翌日の消印まで有効)、外貨送付先住所などが明記されています。
郵便局から外貨発送
外貨を簡易書留または一般書留にて、マネーバンクに郵送します。簡易書留は50,000円まで、一般書留は申告する実損額が、万が一の場合賠償されます。
私の場合、米ドル、オーストラリアドルを合わせて20万円近い額でしたので、念のためトラブル回避のために一般書留を選びました。簡易書留と一般書留の送料は大差なかったので。
スマホでマネーバンクからの「外貨買取お申込み確認メール」を見て、そこに記載されていた「両替金額」を、そのまま万が一の際の実損額として、郵便局の人に伝えました。
外貨到着報告メール
外貨を発送した翌日、早速マネーバンクから「外貨到着報告」メールが届きました。書留なので到着は追跡番号で自分でも確認することができますが、メールが届くのは安心です。
メールには次のようにありました。
ご郵送いただきました内容物の確認と鑑定の検証作業完了後、弊社からお客様指定の銀行口座へ日本円をお振込みいたします。……検証作業からお振込みまで最大7営業日かかる場合がございますので、なにとぞご了承ください。
「鑑定の検証作業」というのが、ちょっとドキドキです。私の「シワシワ」「ヨレヨレ」の米ドル紙幣やオーストラリア紙幣は大丈夫なのか、気になりつつ、日本円の振込を待ちます。
外貨検証後の振込完了のお知らせメール
外貨を発送して4日後(2営業日後)に、「外貨検証後の振込完了のお知らせ」メールが届きました。「振込みまで最大7営業日かかる」とあったのに、それよりずっと早かったです。
メールには次のようにありました。
お送りいただいた外貨の検証が完了し、以下の内容にて両替手続を完了しました。……ご指定の銀行口座へ、お振込みいたしました。ご利用ありがとうございました。
良かった!あの「シワシワ、ヨレヨレ」紙幣は問題なかった!私の取り越し苦労でした!自分の銀行口座をネットで確認すると、確かに何のトラブルもなく、申し込んだ金額が振り込まれていました。
外貨両替マネーバンクまとめ
私からの口コミで、マネーバンクは安全で信用できることがわかっていただけたでしょうか。
マネーバンク外貨両替はレートが良いのが魅力ですが、もう一つ嬉しいのは、申込時のレートがそのまま取引に適応されるいうことです。とても分かりやすいです。
海外旅行が済んだあとなど、急ぎでなければ、しばらく外貨を持っていて、円安になった時に申し込むことで、納得のいくレート時に、さらにお得に外貨両替をすることができます。
私は、資産運用の1つとしてメットライフ生命のドル建て終身保険を利用しています。将来米ドルを日本円に両替する必要が出てきますが、メットライフ生命の両替手数料は高いのがネックです。メットライフ生命からはドル建てで保険金を受け取り、信用できるマネーバンクで日本円に両替するという方法もアリだな~と考えているところです。
コメント
ドルが暴落していく様子なので売ろう、それと急上昇するであろう外貨を買っておこう、と思っていた時、たまたまネットサーフィンしていて見つけました。とってもわかりやすい説明でよかったので、(私もブログやYouTubeをやっていてコメントをもらえるとうれしいので)素敵な文を書く方に愛を込めて、書きたくなりました。ちなみに私もトッコと小さい時呼ばれていたので、親しみも感じました。
これからもいい記事をたくさん書いてくださいね。
サイトご訪問、コメントをありがとうございます!
心のこもったコメントを頂けて、嬉しくなりました(^^)
「トッコ」さんだったのですね、ほっこりするエピソードもありがとうございます。
とても励まされました!